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ついに10月1日となりました。
本日、近鉄バス・奈良交通・奈良観光バスの3社を統括する中間持ち株会社「けいはんなバスホールディングス」が発足しました。
また、名阪近鉄バスは三重交通グループの一員として再スタートを切りました。同社のサイトもそれにさきがけて29日にリニューアルしました。
既に皆さんにも色々書いていただいていますが、今後の見通しは私も何も知らないのですが、色々な変化が出てくるでしょう。
車両面では、発注の一本化となるでしょうから、名鉄グループのような統一仕様が出てくる可能性があるかと考えています。塗装が変わる可能性もあるかもしれませんね。
観光バスについては、奈良観光バスが核となって近鉄バスの観光部門も統合していくという可能性はあるかもと見ています(奈良交通の観光部門は規模があるのでそのまま残りそう)。奈良観光は既に京都、大阪での営業も行っているので近鉄バスとの統合で強化が図れることになります(近鉄バスは再び営業を路線と契約貸切に絞ることができる)。
路線バスでは、各社とも厳しい状況ですので、エヌシーバスのような会社を活用する考えも出てきましょう。高速バスは、奈良―徳島線を天王寺から阿部野橋バスステーション発着に改める…こともありそうですし、奈良発着路線の一部が阿部野橋なり京都への乗り入れ…など変化があるかもしれません。
あとは、CI-CAを近鉄バスでもつかえるように…なるのはいつになるやら(近鉄バスのスルKANお導入の状況からはICカード対応は2010年代に入ってからになりそうですが)。
あくまで可能性として述べているので、外れたら御免なさい。
新しいバス事業の可能性に期待しましょう。
それから、近鉄伊賀線と養老線が上下分離による分社化で伊賀鉄道、養老鉄道にそれぞれ変わりました。連絡乗車券は定期券のみになる、値上げになるなど運賃面では不便になってしまいますね(値上げはともかく、連絡乗車券の廃止は昨日まで同じ会社だったのになんだか冷たい気が…)。
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