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もう10日前の話になりますが、近鉄バスの親会社である近畿日本鉄道(近鉄本社)が、バス事業の再編を発表しました。
中間持ち株会社として、けいはんなバスホールディングスを設立し、同社に近鉄バス、奈良交通、奈良観光バスの3社をぶら下げます。近鉄バスと奈良観光バスは100%子会社(ただし奈良観光バスは非連結)ですが、奈良交通は61%の出資のため、その分がけいはんなバスHDに引き継がれます。
一方、名古屋側では近鉄本社子会社の名阪近鉄バスが、三重交通グループの持ち株会社である三交ホールディングスに譲渡され、三重交通グループとなります(コレに伴い、近鉄本社の三交に対する持ち株比率は少し高まる)。
それぞれ、重複する営業拠点の再編や、車両・燃料の協同購入、人事交流などが考えられています。
近鉄バスについては、路線は奈良交通との重複は以前はあったが、現在はほとんどなく、考えられるのは京都営業所(向島地区)くらいかと思われます。観光バスのほうがむしろ再編の対象になりそうです。車両の協同購入は、日野を主体にいすゞが加わる…のでしょうか。塗装が変わる可能性も将来的にはあるかもしれません。
名阪近鉄のほうは、三交グループ入りですので、車両の入れ替えが行われ、日野車に統一されていた中にいすゞ車が入る可能性もあるでしょうね。
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