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▼FUSO営業マンさん:
ご乗車ありがとうございます。
> FUSO車はご承知の通り売れていません。なぜ導入したかは 近鉄バスと三菱FUSO車の資本関係からです。企業として お互い助け合う必要もあるわけですよ。
資本関係とは初耳です。
近鉄バスは、近畿日本鉄道の100%子会社なので、三菱ふそうのから出資を受けることはありえません。
三菱ふそうも現在はダイムラークライスラーと三菱グループで持っているので、近鉄がふそうに出資していることもありません。
確かに、近畿日本鉄道の主たる取引銀行は三菱東京UFJですから全く三菱と関係ないわけではありません。
ですが、バス事業については、以前から日野自動車との関係が深く、現在も辻井昭雄近鉄本社会長が監査役として同社の役員に名を連ねております。
10年前から近鉄バスも三菱ふそうを購入しておりますが、二階建て車のようにふそうでしか得られない車種だけに限っています。
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今回のふそう車購入は、別の理由があろうかと思います。
DPRや尿素SCRなどの技術をもって低公害化をはかっているメーカー各社の努力は敬服します。ですが、一部のバス会社では、これらの新技術を採用したがゆえに最新規制車を避けているところもあるようなのです(路線車の場合、最新規制でもさほど値段の差はないにもかかわらず)。
私の書いた内容は、他社の動向も含めて考えて推測したまでです。今回は、ほぼ同時期に日野車も導入されておりますので、私の推測は正しくない可能性があるかと思います。
私自身、一介のバスファンに過ぎませんので、近鉄バスの事情をすべて知っているわけではありません、その点はご了承ください。
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