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>こんな形での会社解散と撤退というのは前代未聞なのですが、路線再編なども検討しないといけないのかもしれないな・・・という感じもします(この両路線を統合して大阪から神戸経由の鹿児島行きとするなど)。
現在、鹿児島側会社の解散で、近鉄バス「トロピカル」と、九州産交バス「トワイライト神戸」がそれぞれ単独運行になっています。
近鉄バスは大阪〜鹿児島が単独ゆえに常時2台必要(なのに、高速用の車両はどんどん減車されていて、代替車も未だ登場せず。どうなってるのでしょう)。
産交バスは尼崎・神戸〜熊本・鹿児島用に常時2台必要で、しかも毎日熊本〜鹿児島を回送している(3時間あまりの長距離で無駄が多い)状態です。
しかし、京都・大阪〜熊本「サンライズ」をこの両社が共同運行していることを見逃すわけにはまいりません。
つまり、この3路線を統合して2路線にしてしまえば、効率的であり停留所も増やせるというメリットが出来ます。
1.京都・大阪・神戸〜熊本「サンライズ」
現行「サンライズ」を神戸経由にするもの。「トワイライト」が神戸・熊本にも立ち寄るのを利用したもので、これにより京阪神3都市を結ぶ路線となり、利便性も向上します。
2.京都・大阪・神戸〜鹿児島「トワイライト」
現行「トロピカル」を神戸経由にし、熊本は新「サンライズ」が向かうので通過し、現行「トワイライト」が停車する八代・人吉の両インターにも停車したうえで、鹿児島へ向かう。また、所要時間が延びるが京都へ延伸し利便性を向上させる。愛称は「トロピカル」は大分〜鹿児島でも使っているので、あえて「トワイライト」を生かす方向にしました。
そして、近鉄バスはそれぞれの方向に1台ずつ運用に付ければいいわけですが、産交バスは運用を、熊本→「サンライズ」→京都→「トワイライト」→鹿児島→「トワイライト」→京都→「サンライズ」→熊本と2路線の運用をつなげれば、熊本〜鹿児島を回送するロスもなくなります。
つまり、JR寝台電車の「サンライズ出雲・瀬戸」(くしくもこちらもサンライズだが)が行っているのと同じ方法です(出雲市→東京→高松→東京→出雲市で運用する)。
(産交バスの)乗務員は鹿児島線も拠点がある熊本(市内近郊の高速上)で交代し、熊本〜鹿児島はワンマンとすれば、仕業面でもやりくりしやくくなるでしょう。
所要時間ですが、熊本発着は神戸経由で20分程度の伸びが考えられます(阪神電鉄バスの津和野線での実績を元に計算。神戸は三宮のトワイライト号が停車している場所を利用)。鹿児島発着については、京都〜大阪の延伸分と神戸経由になる分で所要時間が1時間20分程度長くなりますので、始発地を18:45頃に出るようにすれば、翌朝8:15〜20頃に到着するダイヤになると想定できます。
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