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近鉄観光バスの最上位車であった、セレガGDトイレ・ビールサーバ付の4台がいよいよ引退となりました。
該当車は2451・2452・2553・2554号車で、それまで使用されていたサロンタイプのグランデッカ(2102〜4号車)に代わって投入されたものです。現在の観光系塗装はこの車両から採用されました。1994〜5年式ですから、もう13〜4年になるのですね(グランデッカは1986年式なので当時の近鉄観光バスの慣例で8年程度で置き換えていたことになる)。
ビールサーバの取付けは1998年頃に行われたもので、業界初の試みでした。
今後、代替の車両が登場するのかどうかのアナウンスはありませんが、夜行便の続行で使われることもありましたので、何らかの車が欲しいところです。
ちなみに、これより古い最初期型セレガ2058号車(1990年10月登録)はもう17年半になりますが、こちらはどうなるのか気になります(こんなに長持ちさせるとは。以前は路線バスでも15年で廃車だったのに)。
夜行の新車はもう3年も投入されていない異常状態であり、265*、285*、775*あたり(1996〜8年式)はそろそろ代替車が必要なのではないかと感じます。7751号車も結構車体の老朽化が著しく、エアロキングが復活しない限りは、新宿特急線の利用者減を考慮して、同線での2階建ての運行が終了する可能性も出てくるかもと感じます。
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