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この路線については、個人的な記憶は全くありませんが、
以下の情報を得ることができました。
他の路線ももう少し何か分かるかも知れませんが、
ひとまずこの路線の報告をしておきますね。
(1)
「近畿日本鉄道・最近20年のあゆみ」(昭和55年10月1日発行)
という本の自動車事業・乗合事業の頁より
路線の概要(昭和55年10月1日現在)
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線名 区間 営業キロ程
布施市内線 小阪駅前−南衣摺 3.5
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と記載があります。
(布施市となっているのは、東大阪市誕生前のままの線名だからでしょう)
但し、
主な運行系統表(昭和55年10月1日現在)には、
この路線の記載はありません。
(2)
「いま私たちは考える―交通―」(昭和54年1月発行)
という本では、
利用者に対する情報提供の改善としてバス路線の周知の必要性が謳われ、
京都の東向日・長岡天神地区と東大阪地区の鉄道・バス路線
案内地図の作成例(縮小していて解読困難ですが)が載っています。
これによると
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番号 起終点 主な通過地 会社
30 小阪駅前−南衣摺 台(一日4本) 近
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となっています。
番号は、他の系統とものと見比べると系統番号の事で間違いないと思います。
主な通過地の 台は、巽台停留所の誤植と思われます。
(一日4本)は運行本数と思います。(←少ないですね。まぁ狭隘区間があるし、
廃止になるような路線だし、こんなもんでしょうか)
会社の近は、当然 近鉄 の意味でしょう。
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