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▼MIYAKO[編集長]さん、▼みとばすさん:
本来のバスネタも経営面で見て一言を・・・
>>発表の後、経営的には「評価されちゃった」みたいで、むずかしそうです。
>これはそうですね。近鉄株は14日405円(前営業日比5円高)、15日398円、16日398円、17日402円、18日392円で、14日だけが良かっただけで、むしろマイナスになっているような感じがあります。
>しかし、一番の問題は経営者がドライすぎるということ。ダイエーより4000億円以上も多い有利子負債の削減が急務となっており、それはわかるのですが、あんまりにも情がない。会計面で連結主義や05年からの減損会計などがあるものの、それだけでただ切るだけって芸がないですね。だから辞めろといったのです。
トータルの赤字ではダイエーの方がはるかに上なのに、ハードの福岡ドーム関連を売却しただけで、何だかんだと云われても球団を保持していることを思うとイメージ的にも損出しているように思います。今後の資金調達にも影響するかも知れませんね。
>18日に大阪商工会議所の幹部、つまり大阪の大企業トップらが、球団のことについて発言をしています。
>でも、この人たちが大阪に球団を残そうと考える気があれば、いや大商の前会頭は近鉄の田代球団オーナーなのですから、なぜ田代氏が大商の会合などで球団の窮状を訴え、1億円でもいいから協力してとか言わなかったのかと思います。
カープという立派な例があり、マツダ1社から他の企業の出資を仰いで球団経営を見直したが故に、シビアになり経営維持できるようになったことを思うと、ヘタな同族企業より問題で、場合によっては背信行為で株主代表訴訟で訴えられても仕方ないと思います。ディスクロージャー不足でコーポレートガバナンスが不十分と言われても不思議ではありません。
上記題名にしたのはもちろん経営改善のことですが、交通関連だけで見てもありそうに思うので、記した次第です。
例えば、大阪市交と相直している東大阪線の電車の全般・重要部検査を五位堂から森之宮へ移し、検査費用を払う代わりに大阪ドームの使用料を値引いてもらうことくらいは考えてもおかしくないと思います。他にも、狭軌の南大阪線系の電車も五位堂ではなく南海の千代田工場へ移して、回送に伴うムダな費用を省くことと、それで空いた検査分を塩浜から持ってくると共に塩浜の縮小・廃止を行うことです。
他社局での検査に不思議を思うかも知れませんが、泉北高速の電車が南海の千代田で全般・重要部検査を行っていたり、3セクの車両がJRで検修を受けている例もあるので、近鉄から必要な人や物を出せばそう問題ではありません。
また、バス・タクシー関連では統括経営会社を設けた上で適切な事業会社を配置する。つまり、近鉄バス・奈良交通・名阪近鉄バス・近鉄電車沿線のタクシー会社をトータルな経営資源としてとらえ、適材適所に事業配分にすることです。東武や京阪に例があり、京阪のように系列でバス(回数)カードを共通化していることで利用者にも便利さをPRする必要があるのではないかと思います。
ピタパを入れたものの、京阪や阪急のカードばかりでは関連会社にもお客が流れないという事態にも成りかねないので、これくらいは考える必要があるかと思います。
阪急の後追いという指摘を良く言われますが、小林一三の経営術を採り入れていない会社はどこにもない(JRを含めて)ので、そう気にする必要はない(箕面有馬電軌と大阪電気軌道の初代社長はどちらも同じ)と思う500系こだまでした。
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