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バス停までは自転車でどうぞ。鉄道の走っていない美原町は、11月1日から自転車と路線バスの利用を組み合わせた「サイクル&バスライド」の実験を始めた。車が主な移動手段となっている現状をいくらかでも改められれば、と住民の要望を組み入れた試み。全国でも珍しい取り組みという。実験期間は来年一月までの三カ月間。町は「成果があれば、来年度以降に本格的な導入を検討したい」としている。
「サイクル&バスライド」では、バス停の近くに設けた駐輪場に自転車やバイクを置いて、そこから町外の駅に向かう路線バスに乗り込んでもらう。駐輪場の利用は無料だ。
実験の拠点となるバス停は、近鉄松原駅、喜志駅や南海初芝駅、地下鉄新金岡駅などへ向かう路線バスが発着する「余部」「大保」「さつき野センター」「大饗(おわい)」の四カ所。町はバス停に隣接する公園などに20−30台の駐輪場を設けた。
美原町は鉄道がなく、公共交通機関としては路線バスが唯一の手段。大阪方面に通勤、通学する人は、バスで二十分程度はなれた近鉄や南海の駅を利用するのが一般的だ。しかし、町内を南北に走る国道309号を中心に、幹線道路は交通量が多いうえ、特に朝夕は通勤客らを送迎するマイカーも加わって渋滞がひどいため、バスが時刻通りに運行できないことも少なくないという。
町では今年夏、住民1500人を対象にアンケートを実施。「あれば便利だと思う交通サービス」などを挙げてもらったところ、「駐輪場を併設されたバス停」を求める声が、「大阪行きの直通バス」などと並んで多かった。
町は三ヶ月間の「サイクル&バスライド」の実験成果を来年以降の交通政策に反映させる考え。町都市整備課は「自転車と組み合わせてバスを利用しやすくしたい。わずかだがマイカーの利用を減らせるのでは」と期待している。
なお、駐輪場を利用するには、町役場への届出が必要。
(2000年11月1日朝刊 朝日新聞 大阪版より)
MIYAKO様>
先日は私どもの住処の近くまで近鉄バスに乗りにこられたとは知りませんでした。
丹比線にもご乗車いただきありがとうございます。やはり道の狭さは対面通行上では近鉄バスで一番ですかね。そこそこ交通量もありますし、ほかの大型車が邪魔ですね。(特に野〜大坂橋あたり)
恵我之荘駅付近の商店街も自転車が多く走りにくい。造花ブラブラの下町風の商店街であそこって京王か関東バスにもここと似た猛狭区間がありましたね?(しかもこちらは大型車)
次は大坂橋の前後も狭い上に確かこの辺に変則T字交差などここでいつも車が詰まっている。そしてバスベースの8ナンバーの医療関係車の車庫などありこれの出入庫などとぶつかるともう大変。
終点平尾はループ運転でその前に南海のバス停があり南海もここで時間調整をしている。(南海もループ運転)
かつて丹比線には平尾〜恵我之荘駅〜大堀という枝系統も存在しました。私がこの枝系統を知ったときには朝夕のみの確か2往復?だったと思う。何でも沿線工場の従業員輸送(スミエ織物かな?)に存在したとか聞いたが。
恵我之荘駅〜大堀で客がまともに乗っているのを見たことがなかったが。
今度は松原線ですがここの岡北口経由も商店街の中を走り、途中には交互信号があるぐらい狭い道である。岡北口経由は中型のみの運行。終点余部も近年廃業したガソリンスタンドを転用した転回場に移動し、以前よりわずかながら松原方に、短縮された。
ほぼスタンドの設備をそのまま使用し冷暖房完備の待合室などありなかなかユニークなバス停である。
あと、北野田線(大美野系統)大堀線の地下鉄出戸にも現在も大型運用があります。
もし松原界隈にこられたら丹比線74系統の乗車をHPをご覧の皆さんにオススメいたします。
たまきさん[#228]>諸口〜近鉄八尾駅は萱島線の出入庫系統で赤井経由で運行されてましたねえ。諸口発は朝方、近鉄八尾発は夜方に偏ってました。諸口発は朝5時台の設定があり、随分は早起き系統でした。まあ八尾まで距離が距離ですから。
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