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▼がんさん:
まいどご乗車ありがとうございます。
そうですね。辻井前社長=現会長の体制(99年〜03年6月)になってからその傾向がはっきりしています。今年3月期は復配もあるようですし、ある程度のリストラのメドは付いたともいえます。
しかし、今日あやめ池遊園地などの廃園と近鉄興業の清算も決まりました。残る生駒山上も、当面は別会社で残すとはいえ、いずれは・・・ということになるのでしょうか。あやめ池は昨夏、山口社長(しかし新任で67歳は他社に比べて高齢)が就任して間もなく、閉鎖する意向を示していましたから、既定路線だったともいえます。
百貨店はほぼ近畿に集約し(大いなる地方デパートですな)、こちらも復配しますので、あとはしっかり足をつけた経営をしてもらうだけだと思います。社長が交代しますしね。
近商は完全に売り払うわけではないのですが、西友のように経営悪化すれば他のスーパーとの提携も視野にいれることになるのでしょうね。
ホテルはもうずたずたですね。京王や西鉄などはビジネスホテルの強化もしていますし、阪急は第一ホテルが倒産したのを契機に同ホテルと新阪急ホテルの連携を強化しましたし・・・JRもホテルは増えていますから、その中で近鉄は元気ないなあという気がします。
今後も外国勢が新規オープンを進めてくるでしょうし、そうなると老朽化の進んでいるところから撤退・・・もあるかもしれません。今のままでは中途半端もいいところなので、方向性をもっとはっきりさせるとかがあってもよいと思います。
> そんな中で、近畿日本鉄道時代はお荷物だった近鉄バスが、分社化以降高速バスの路線の拡充はめざましいです。
分社前までにリストラしてある程度身軽だったからかもしれません。新路線については、コミバス主体にしてリスクを押さえているともいえますが、他社のように自主的な新路線をというところがないなあと思います。逆に小さくなって黒字維持が至上命令だけに、新規サービスやノンステップバスなど投資費用がかかるもの、運賃の割引などリスクを追うものはなかなかできず、全体的には保守的になっているといえそうです。
> 今年は、近鉄バスの一層の発展と、元気のない近鉄グループ他社の復活がある年であってほしいものです。
高速はまあ、大丈夫でしょう。阪急も頑張っていますが、近鉄バスは曲がりなりにも梅田乗り入れを果たしたのですし、阿倍野から梅田まで、ミナミでもキタでも乗れることを売りにして、路線拡充が期待されたいですね。大阪〜上野市も、梅田乗り入れならメリットも大きいといえそうです。
> 鉄道は近鉄電車のダイヤ改正概要を見ても大きな期待は禁物ですが。。。
こちらはバスが経験したことが10年遅れてやって来たという感じですね。スピードアップなども本数見直しでできているようなものですしね。いい方向に変わるとすれば、京阪奈新線と阪神西大阪線の延伸時なのでしょうね。それまでうまく持ちこたえて欲しいものですが・・・
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