近鉄バス情報交換所

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[1927]今年のまとめ(3)
 MIYAKO[編集長] WEB  - 2002/12/31(火) 22:03:54 -

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   近鉄グループ各社のまとめです

1.北勢線廃止へ
特殊狭軌線の近鉄北勢線が廃止を表明、地元が存続を訴え、結局三岐鉄道が運行を引き継ぐことになりました。
編集長としては、北勢線は乗客減少よりもむしろ、特殊狭軌線という事情が存続を困難にさせるだろう、21世紀初めにはバス化されるに違いないと考えていました。三岐が引き継いだとしても、乗客が増えるという保障はなく、むしろ運賃の値上げなどがあるでしょうし、桑名では近鉄やJRへの乗りかえは運賃が通算されないので、乗り継ぎ利用者も減少する可能性があると感じます。10年後にまた廃止問題が浮上するのではないかと危惧します。
近鉄にとっては、北勢線から名古屋や四日市に行っていた人が桑名から運賃の安いJRに流れてしまう恐れが高く、支線の廃止は本線にも影響があるということも認識する必要がありそうです。

2.都ホテルの再編
今年は京都の本家がウェスティンと提携、三田と甲子園が撤退し、さらに津の撤退も予定されましたが、津はセンターパレスが主体となって存続を目指すことになりました。しかし、北勢線同様に前途は多難と言えるでしょう。

3.Buノリ残留
いろいろ騒がせた中村紀洋選手のFAは、結局残留で落ち着きました。一時はメジャーと合意かとまで言われただけに、メジャーに挑戦しなくなったのは寂しいですね。メジャーや阪神ファンからは非難轟々ですが、まあこれを吹き飛ばすには成績しかないですからね。

4.ツーリストと日旅の合併撤回
これも、ほんとにできるんかいなと心配していましたが、やはりダメだったですね。JRと近鉄という企業風土が違うグループの合併であるのが理由だったようですが、どっちが主導権を握るかでも揉めたようです。ツーリストはHISとツアーのチャーター機共同購入など他の道を探っています。

5.桃山城閉鎖へ
これも遊園地文化の一つの終わりを示しているだと感じます。鉄道ジャーナルの02年9月号では「電鉄系家族文化の終焉」という記事もあるくらいで、鉄道会社の経営そのものに変革が求められた1年でもあったように感じます。
鉄道系では阪神パークや宝塚ファミリーランドも来年閉鎖します。一方、今年は小田急の向ヶ丘遊園が閉鎖になっています。

6.大日本土木破綻
グループのゼネコンだった大日本土木が7月に破綻しました。同社はバブル期にゴルフ場開発をしてこれが経営の足を引っ張るようになった上に、近年の不況で業績も悪化。結局東海地方最大の負債額約2700億円を抱えて潰れてしまいました。
再建は日本鋪道が中心になって、近鉄も一部を負担する予定ですが、この破綻が近鉄本体にもそれなりのダメージを与えてしまいました。

7.本社の無配転落、株価急落
これは業績が悪い以上仕方がないのですが、株価の下がり方は酷いもので、今年最高値は476円、最安値は232円ですから、概ね半分の値になってしまったわけです。阪神や西鉄など近鉄より株価が下だった会社よりも値が安くなったのも驚きです。

8.W杯
近鉄には直接は関係なかったかもしれませんが、グループとしては日本とチュニジアが奈良交通を利用、あの中津江村をキャンプ地として話題のカメルーンは大分バスを利用しました。

9.藤井寺球場閉鎖へ、花園も危機
藤井寺は老朽化も進んでいたし、Buも2軍だけだったので、致し方なしかと。でも珠友寮はまだ新しいだけに、閉鎖移転だと勿体無い気がします。本社社員の寮にでもしますか(おい)。
花園は確かに冬しか使われていないので、赤字なのは当然といえばそうだったかもと。個人的には、サッカーの東京スタジアムが味の素とスポンサー契約を結んだので、同じようにどこかの会社にスポンサーになってもらうのも一つの手かと感じます。

10.アーバンライナーネクスト登場
年末輸送から運用を開始するという、新型特急車。私も早く乗ってみたいものですが、初代ほどのインパクトがないのはまあ仕方ないでしょうね。でも、期待しましょう。

*掲載の都合上、(3)から順に投稿しています。(2003/2/21追記)

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[1927]今年のまとめ(3) MIYAKO[編集長] 2002/12/31(火) 22:03:54

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