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もう皆さんもご存知のとおりでしょうが、先日神戸市営バスの運転士が酒に酔った状態で運転をして、お年寄りをはねて死なせ、逮捕されるという事件がありました。
この件に関してはもうさきのJR東海バスの事件の時にも書いたことですが、事件があってすぐにまたこのようなことが起きるとは、もう運転士のモラルの問題だけとは言えない様な気がします。
神戸市営においては、その前にも運転士同士が喧嘩して、バスが運休してしまう事件も起きています。
何がそのようなことになってしまうのか、残念です。
他事業者でも、北海道のバス会社の運転士が覚醒剤に手を出して逮捕された事件がありましたし、大阪市営ではCNGノンステップバスが高さの低いガードを通過して、ガスタンクが破損し、ガスが漏れているにも関わらずそのまま運行を続けていたという記事が出ていました(大事にはならなかったようだが、万が一を考えると恐ろしい。それよりも事故を警察に届け出ていないのが問題)。他にも免許切れのまま運転しつづけていた運転士もいたといいます(これは事故以前の問題)。
なんだかこういう事件を目にすると、本当にバスの信頼性に関わってきます。「バスラマ」最新号巻頭のコラムでも、事故の責任がバス側になくても社会一般には「バスの事故」として扱われてしまうと書かれてあるとおりで、そのことを認識し、各事業者ともども、気を引き締めて欲しいものです。
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